概念
意味から設計する
多くのソフトウェアは「画面で何をするか」から作られます。OS iXanagi は「それは、この事業にとって何を意味するか」から作ります。
ドキュメント全 28 ページ
目次全 4 章
問いを入れ替える
お客さんからの問い合わせは、ふつう「チケット」として扱われます。提案は「書類」、納品は「ステータスの更新」です。どれも、画面でどう扱うかから付けた名前です。
OS iXanagi では、問い合わせは「需要のしるし」、提案は「約束」、納品は「約束を果たしたこと」として扱います。言い換えの遊びではありません。どの App から見ても同じものとして扱えるかどうかが、ここで決まります。
App は、意味を見るレンズ
商品・お客さん・知識・戦略といった意味の本体は、すべての App が共有する 1 つの層にあります。App はそれぞれ、その層を自分の仕事の角度から見るレンズです。
ある App で直した説明は、ほかの App も同じ本体から読みます。公開サイトに載せるために、ブランドの意味からサイト用の写しを作る場合がありますが、本体は 1 つです。
設計の順番
新しい仕組みを作るときは、次の順番で決めます。
- その仕事は、7 つの Core Domain のどれに属するか
- どんな「もの」を扱うか
- ものどうしは、どう関係するか
- どんな操作が要るか
- 最後に、画面
画面から始めないのは、画面が変わるたびに意味が作り直されてしまうからです。意味が先に決まっていれば、画面は何度作り直しても構いません。
意味で作ると、何が変わるか
- 説明を直すと、その説明を使っている設計図や窓口ごとの原稿などに「要見直し」の印が付きます。文章を勝手に書き換えはせず、直すかどうかは人が決めます。
- AI に渡すのは、現行で有効な知識だけです。会社の知識から答えるときは、元になった資料をたどれます。
- 会社で App をアクティブにしても、移し替える作業はありません。意味はもうそこにあります。